もっと広げたい、エシカルの輪！
「第18回城西エシカルマルシェ」をレポート

2025年11月16日（日曜日）、かごしま環境未来館で「第18回城西エシカルマルシェ」を開催しました。城西エシカルマルシェのテーマは「ミライにつなげるエシカル消費」。

エシカル消費とは？

環境・生きもの・人・社会や地域にやさしいモノを選ぶ消費行動を「エシカル消費」と言います。「買い物は投票だ」という言葉を聞いたことがありますか？私たちは日々モノを消費して暮らしています。環境に配慮してモノを買わない、使わないという選択もできますが、暮らしの中で必要なモノを買わないのは難しいこと。でも、“選ぶ”ことはできるかもしれません。エシカル消費は、エシカルな商品を取り扱う企業や人、生産者を応援することにつながります。あなたの1票が未来を変えるのです。

イベント当日の様子

イベント当日は、朝からたくさんのお客様にお越しいただきました。気持ちの良い秋晴れで、お買い物が終わった後に屋外の芝生広場でゆっくりと過ごされるお客様も多く見られました。

▲朝から多くのお客様にご来場いただきました。

▲11月中旬に実施したため、クリスマスらしい品物が多くありました。鹿児島県産の食材や有機農産物を使用して作ったお菓子やパン、ハンデをお持ちの方と一緒に作った作品など、それぞれの商品の魅力について丁寧に説明してくださいました。

▲「世界にひとつだけの無添加口紅づくり」と「雪玉みたいな白いキャンドルづくり」の様子。子どもも大人も夢中になって制作を楽しんでいました。

▲スタッフ手作りのゲームコーナー。今回は「エシカル ゴム鉄砲」を実施しました。エコラベルについて学んだ後、学んだエコラベルの的をめがけて割り箸鉄砲でゴムを飛ばします。見事成功した子には、嬉しい景品をプレゼント♪ゲームに参加した方からは「保全のためのマークを日常の買い物の中で意識していきたいと思った。」「気にとめていなかったマークが身近なところにあることを知ることが出来ました。」「お菓子についているマークを、子どもが見てないことに気づくことが出来た。」といったお声をいただきました。

▲芝生の広場でゆっくりと過ごす方も多く、子どもたちは芝生の屋根を駆け上がって遊んでいました。

広げたい、エシカルの輪

今回、ご来場いただいたお客様にアンケートを実施したところ、56.9％の方が“エシカル消費”という言葉自体を初めて聞いたと回答されました。普段からエシカル消費を実践していると回答した方は13.8％で、エシカル消費の認知度と実践度がまだまだ低いことがわかります。見方を変えると、エシカル消費のことを知っていただくことで、多くの方の日々の消費行動を変えられる可能性があるということがわかりました。

実際に、「初めて知ることが多く勉強になりました。エコについて考えようと思います。」「買い物をしてみてとても楽しかったです。環境によい買い物をしていきたいです。」「リサイクル製品など環境にやさしいものを選ぶことでいい世の中になっていくのだなと思いました。」といった声がありました。

かごしま環境未来館では、今後もイベントを通してエシカル消費が身近なものであると伝え、もっともっとエシカルの輪を広げていきたいと思います。
引き続き、みなさまのご参加をお待ちしております。