かごしま環境未来館
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更新日:2025年09月17日
みなさんは、自分の「個性」について考えたことがありますか?
先日、未来館職員の研修で鹿児島市にあるしょうぶ学園にお邪魔し、施設内の見学と施設長のご講話を拝聴しました。
しょうぶ学園(知的障害者支援センター<SHOBU STYLE>)は、知的障害を持つ人たちが地域社会でよりよく暮らしていくために、友好的で、安全で、優しく、のびのびとできる環境を提供されている施設です。詳細は最下段の施設ホームページをご覧ください。
施設見学では、陶器のお皿や刺しゅう作品、木の器や和紙などを作成している作業場を見させていただきました。
利用者の方が穏やかな雰囲気の中、それぞれのペースで作業をされる姿が印象的でした。
出来た作品はどれも自分には思いつかないようなデザインで、琴線を揺さぶられました。
施設長の福森さんのご講話では、しょうぶ学園の活動について、利用者の方が「できること」それにスタッフの方が「できること」をかけ合わせることによってものづくりを行っていると伺いました。
例えば、スタッフの方が木に引いた線に利用者の方が、のみで自由に彫った器。スタッフの方が形作ったお皿に利用者さんが絵付けを行い、できる独特なイラストのお皿。
利用者が感性を存分に表現できる環境とそれを商品になる形にするアイデアなど、支援するスタッフの工夫によって障がいをお持ちの方が個性を出し生き生きと活動できる場が作られているのだなと感じました。
さて、かごしま環境未来館のゾーン3入口には、「こどもたちにどのような未来を?」と書いてあります。
未来館を利用された方の感性や知性に響き、個性を活かしながら地球環境のために自分が「できること」に楽しく取り組んでいただけるよう、未来館スタッフとして「できること」を日々探求し研鑽を続けていきたいと思います。
そして、みんなに「できること」をかけ合わせて、こどもたちが安心して生きていける地球の未来を一緒に創っていきたいと思います。
研修の様子
見学日はお休みでしたが、しょうぶ学園のレストランやギャラリーもぜひのぞいてみたいなと思いました。
ぜひみなさまも足を運んでみてください。
しょうぶ学園のホームページ:https://shobu.jp/