かごしま環境未来館
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更新日:2025年09月04日
先日、未来館講座で世界自然遺産に登録された奄美大島と徳之島の講座がありました。
島の希少な生きものの紹介はもちろん、現状と課題について学ぶことができ、あらためて鹿児島の自然のすばらしさと大切さを知ることができました。
その中で、取り上げられていた課題の一つが外来種問題。
未来館にいるミシシッピアカミミガメのみらいちゃん
「ネコやイヌを飼っている人もいると思いますが、一歩家から出ると外来種になり、希少動物を襲う優秀なハンターになる。」
奄美大島でマングースが根絶されたことはご存知の方も多いと思いますが、今ではノネコなどによる被害が目立つようになっているとのこと。
見渡してみれば、他のペットや家畜、観葉植物や農作物など多くが外来種。
しかし、それらを外来種として認識している人はどのくらいいるのでしょう。
そう言うわたしも、生態系に悪影響を及ぼす生きもの「だけ」を外来種として見ていたと気づかされた先生の言葉でした。