かごしま環境未来館

更新日:2022年04月06日

令和4年4月現在、未来館では軽石を展示しています。
桜島を有する鹿児島県では、珍しくないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、この軽石は遠路はるばる小笠原諸島にある「福徳岡ノ場」から徳之島に流れてきたものだそうです。

福徳岡ノ場の軽石1 福徳岡ノ場の軽石2
未来館に展示してある福徳岡ノ場の軽石

福徳岡ノ場は海中にある火山で、令和3年8月13日に噴煙の高さが約16㎞にも及ぶ大噴火を起こしました。噴火に伴って噴出した軽石が降り積もって、一時は新島の誕生になるかと話題になりましたが、波に洗われ次第に小さくなっていき、令和4年1月頃には再び海中に水没しました。

噴火の際に噴出した軽石が海流によって流され、日本各地に流れ着きさまざまな影響があったことをご存知の方も多いのではないでしょうか。

海洋ゴミも同じで、海流によって世界各地に流され、流れ着いた先の環境に影響を与えています。軽石は噴火によってつくられた自然のものですが、ゴミは私たち人間が出したもの。
日々の生活の中で出てしまうゴミが、どんなふうに流され、環境にどんな影響を与えるのか、未来館の展示とあわせて一緒に考えてみませんか。

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かごしま環境未来館

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