ツリーハウスクリエーターとして国内外で活躍されている小林崇さんに、エコについてのコメントを頂くことができました。小林さんのホームページもぜひご覧ください。
一日の中で一番のエコを意識する時間を教えてください。
自分の中でエコは、普段の生活の中に普通にあるもで、1日の中で「これがエコだ」と意識することは、あまりありません。
ただ、公共の交通機関を利用する機会が多くなりました。道具を運ぶ時は仕方ないですが、1人で車に乗ることはやめました。
また、僕はずっと海の近くで暮らしていて、サーフィンをしているので、海に行った時は、流木やビーチグラスなどを拾いますし、あればゴミも拾います。本当に「ついでに」拾います。やはり、海がきれいな方がサーフィンも楽しいので。
誰かにオススメしたいエコな取りくみってありますか?
今、自宅をリフォームしているところで、雨水タンクを取り付けたり、屋根に植物を植えて草屋根にしています。
できるだけ心がけているエコな取りくみを教えてください。
なるべくお金がかからないのが一番です。例えば100万円の材料で家を造ったとしても、絶対に全部は使われず、必ず「こっぱ」といわれる部分が出てきます。今リフォームしている家では、そのような廃材を使って床を作っています。
最近、実践されているリサイクルやリユース、リデュースってありますか?(※)
普段の生活の中で、考えられることはなるべくやる、といった感じです。そのことが大きくCO2の削減に役立っているとかはあまり関係なく、自分が気持ちがいいかどうかです。
※リサイクル=再生利用/リデュース=ごみを出さない/リユース=一度使って不要になった製品や部品を再び使うことです。
最近「もったいないなぁ」と思われたことはなんですか?
ごみです。ごみで作ったアートなどもたまに作ります。やっぱりごみはごみにしかならないので、捨てる前に何か作ろう!と。車も、エコカーに買い換えるよりかは、まだ走れる車をメンテナンスしながら乗るほうが僕にとってはエコなんです。
自然の風景についてのエピソードなどを教えてください。
僕は月を見ることがとても多くて、空をパッと見上げた時に、「あぁ満月だな」とか「欠けていくんだな」とか「そういえば潮が大潮だね」とか、そういうことをいつも感じることができる自分がすごく幸せだと思います。
また、季節を感じる瞬間がいいですね。梅雨は梅雨で好きですし、梅雨があるからこそ木々がきれいになる。季節がある日本っていうのはすごくいいと思います。
プロフィール
小林崇さん(ツリーハウスクリエーター)
こばやし たかし
1957年生まれ
出身地:静岡県
ツリーハウスクリエーター。 スタイルとデザイン、感性をコンセプトにしたツリーハウスを創作する日本のツリーハウス第一人者。
'94年、ツリーハウス建築の世界的権威ピーター・ネルソンに出会い、 毎年オレゴン州で開催されるツリーハウスの国際イベント「WTC(World Treehouse Conference)」に日本から唯一参加するようになる。世界中のツリーハウスビルダーや樹木医と交流しながら、最先端の技術やデザイン、樹木学等を学び、ツリーハウス情報を共有している。
2000年、ジャパン・ツリーハウス・ネットワーク(JTN)を立ち上げ、 '05年には有限会社ツリーハウス・クリエーション(THC)を設立。 沖縄から北海道まで、各地の風土・樹木に適したツリーハウスの制作にあたっている。
また、東京・原宿の木造アパートを、路地裏に立つヒマラヤスギを取り囲むような空間に改装。現在は、ツリーハウスの情報を発信し、グッズ購入やLibraryとしても楽しめるサロン[HIDEAWAY]を運営。
いつもと違う視点や発想を得られる木の上の空間、ツリーハウス。 大人が夢中になれる遊びと捉え、夢をあきらめないことや遊びの中から学ぶことを大切にし、自然で豊かな生き方という価値観を提案している。
THP 小林崇


