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「ハチはなぜ大量死したのか」 ('10/05/14)

「ハチはなぜ大量死したのか」 ローワン・ジェイコブセン著 中里京子訳 文藝春秋出版

 春。様々な花が咲きだし、ミツバチの羽音が聞こえてきそうな季節になりました。そんな穏やかな自然現象を脅かすような危機を扱ったのがこの書です。日本の新聞紙上でも授粉用のミツバチが不足しているという記事が掲載されたのが記憶に新しいところです。

 2007年春までに北半球から約4分の1にあたる300億匹のミツバチが消えてしまった場面から始まり、その原因がどこにあるのかを究明していく内容です。
人間の資本主義経済の影響でミツバチの生存の危機を生み出し、生態系の危機、食料問題、最後は人間に還ってくるという図式もみえてきます。
 
小さなミツバチの存在がとてつもなく大きなものに感じられる一冊です。

 

この本は、かごしま環境未来館の図書コーナーにございます。貸し出しも行っておりますので、ぜひご利用ください。

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