ニホンイシガメ発見!

2018年05月27日

川で甲羅干ししているカメ、時々見かけますよね。そうそう、ニホンイシガメです。
えっ!?イシガメですか?!
ですです~。先日、イシガメが未来館近くで見つかって、新聞にも掲載されました。ということで、ニホンイシガメ発見!について紹介します。

ニホンイシガメ

平成30年5月20日(日曜日)に、未来館講座「甲突川のいきものウォッチング」が開催されました。1週間前の平成30年5月13日(日曜日)に開催予定でしたが、雨のため1週間延期することになりました。また、講座の2日前の深夜はいつになく激しい雷雨となり、雷で目覚めた方も多かったことと思います。しかし前日は雨が上がり、川の水量も落ち着いたので無事に講座が実施できることとなりました。

講座の様子

講座では、絶滅危惧種のニホンウナギや、20cmくらいのカワアナゴ、ハゼの仲間、何種類ものヤゴ(トンボの幼虫)、テナガエビやモクズガニも見られました。採れた生きものがいつになく多いなと感じました。もしかしたら前々日の雷雨で上流から流されてきたのかもしれません。少し上流で採集していた2組の親子がカメを捕まえたと見せてくれました。生きものに詳しい鹿児島大学総合研究博物館の学生さんが、「これはニホンイシガメです」と教えてくれました。未来館では、平成20年の開館時からずっと「甲突川のいきものウォッチング」の講座を実施していますが、ニホンイシガメが見つかったのは今回が初めてでした。ニホンイシガメは唯一の日本固有種だそうです(「川のいきもの図鑑 鹿児島の水辺から」鹿児島の自然を記録する会編)。すごいですね!顔つきは、未来館にいるミシシッピアカミミガメのみらいちゃんよりも小顔で、上品な顔立ちをしているような気がします。動物質も植物質も食べる雑食性で、繁殖期は5~8月ということです。まさに今ですよ!

解説の様子 解説の様子


講師の先生からは、1993年の8・6水害で大きな被害が出た甲突川は、川の護岸工事でコンクリート護岸になったことにより、長い間生きものが見られなくなったことや、何十年も経ってようやく生き物が回復してきたことなどのお話があり、甲突川の生態系や自然環境について学ぶことができました。イシガメも採れ、とても印象に残る講座となりました。